なんでもLOG

テレビ雑誌などで紹介された気になるお役に立つ情報を発信しています

【気象庁気象研究所発表】地球温暖化によって台風の移動速度が遅くなった

気象庁気象研究所発表】
地球温暖化によって台風の移動速度が遅くなった 

9月は台風シーズンです。
現在、台風16号が関東に向けて北上中です。
上陸は免れそうですが、移動速度が遅い為、遠く離れていても影響する時間が長くなります。

 

秋の台風と聞くと、日本列島に近づくにつれ、偏西風にのって一気にスピードを上げるというイメージがありますが、ここ最近の調査結果で、以前に比べてその移動速度は遅くなっているようです。

 

気象庁気象研究所が調べたところ、1980年から99年の20年間と、2000年から19年の20年間の台風の移動速度を比較したところ、東京付近に近づいた台風の平均速度は、時速54kmから時速35kmとおよそ35%も低下していたそうです。

その原因は温暖化とみられて、偏西風の位置が以前よりも北側にあって、その風に乗りにくい状況になっているそうです。

台風は自力で動けないため、偏西風に載らなければ一気に速度を上げることは出来ないのです。

 

 

 

kenbunroku-net.com