日本最古のマスクと言われる「福面」に挟んでいたあるモノ
江戸時代に島根県の石見銀山では、鉱山病予防に「福面」と呼ばれるマスクが考案されました。
鉱夫たちが、鉱山病を防ぐために使用していた防塵マスクです。
もともとは、鉱山病対策のために手ぬぐいで口や鼻を覆っていましたが、石見銀山で鉄製枠に梅干しの果肉を挟んで、薄絹を張ったマスクで、石見銀山の採掘時に使用されていたそうです。
梅干しの果肉を入れることで、唾液を多く分泌させて、粉どんを飲み込ませる効果などがあったのではないかと考えられています。
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