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東京オリンピック マラソン出場権獲得レース「MGC」とは

これまでのオリンピックマラソン代表選考を大改革して行われる、

2019年9月に一大レース MGCについてご説明します

 

男子マラソンの最後のオリンピックメダルは

1992年バルセロナ五輪 森下広一選手の銀メダル

女子マラソンの最後のオリンピックメダルは

2004年アテネ五輪 野口みずき選手の金メダル

そこから男女ともにメダルは獲れていません

そういうマラソン界の不振から脱出するための大改革レースがMGCです

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MGCとは

 

ラソン・グランド・チャンピオンシップの略称

東京五輪メダル獲得を目指し新設されたレースのことをいいます

 

これまでの五輪選考は

五輪直近の約半年間の4レースで選考していましたが、すっきりいかない先行でよくもめて問題になっていました

大体3人目、4人目の選考でちょっとした問題が起こることが多かったです

そういう経緯もあって、「それじゃあ変えよう」ということで

東京五輪の選考は、

2017年夏以降の約2年間のレースで決めようということになりました

 

MGC出場権獲得レース」と「MGC本戦」

 

最低でもこの2つの大会で結果を出すことが求められることになります

五輪で戦うためには、安定性が大切で一発だけではだめという方針です

例えば、東京マラソン2019が選考レースであった場合、日本人トップでゴールした初マラソンの堀尾選手(2時間10分19秒)が選考されることになっていたことになりますが、選考側にしては「次に走れるのか?」と言う不安が出てくるわけです

「そういうのを無くしたい」

「やはり安定性があって、プレッシャーに強い人を選びたい」という選考側の意向が反映されたのがMGCなわけです

 

MGCの開催日は 2019年 9月15日(日)

スタート時間は未定ですが、まだ暑いはずのこの時期、

東京オリンピックを想定して午前9時台のスタートが予定されています

 

ここまでのMGC出場獲得選手(2019年3月4日現在)

男子 28人

女子 9人

 

東京五輪出場枠は 

 

東京五輪出場枠は男女3枠で、

MGCは基本的に3枠中2枠を決定するレース

1枠 MGC優勝者で決定

2枠 MGC2位か3位

*過去2時間5分30秒を切っている人がいれば、その選手が3位でも選ばれるので、この場合は2位でも選ばれないことになります

3枠 MGCファイナルチャレンジ  最上位記録者

MGCの後、福岡、東京、びわこマラソンの3レースを対象として

あらかじめ設定されたタイム(3レース共通の設定タイム)を越えた最上位記録者であれば決定になりますが、越えなかった場合は、MGC2位か3位の選手が決定になります

 

まずはMGC3位までに入っておくことが出場権決定への重要ポイント

場合によっては、2枠めで選考決定にならなかったMGC3位の選手が、MGC後の3レースに挑戦してくる可能性もありますね

MGCの特徴とコース

 

  • 外国人選手は不参加
  • ペースメーカーなし

スタートからゴールまで"かけひき"が勝敗のポイント

コースは、ほぼオリンピックと同じコースですが、スタートの新国立競技場が建設中のため、MGC明治神宮外苑いちょう並木がスタート/ゴール

ポイント1は5キロ付近のスタート直後の下り坂

ポイント2は20キロ過ぎの銀座4丁目沿道の大声援

選手が一番頑張れるのは応援です

ポイント3は35キロ以降のゴールに向けての上り坂

逆転のチャンスがある上り坂で、まだまだあきらめてはいけないところです

 

誰が五輪出場してもおかしくない選手ばかりが出てくるMGC

もう今からわくわくどきどきのレースはあと半年後に開催されます

情報元 羽鳥慎一のモーニングショー

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