台風は波に始まり波に終わる
台風は波に始まり波に終わる
台風の格言として、「台風は波に始まり波に終わる」と言われます。
現在、太陽洋上で発生した台風16号が北上しています。
まだ台風は、本州から1500キロ以上離れていますが、すでに西日本や南西諸島を中心に3m以上の波が予想されています。
このように、まだ台風が接近していなくて風雨の影響がなくても、波がまず高くなります。
そして、台風が通り過ぎたあと、雨や風がおさまったとしても、最後までうねりは残ります。
こうしたことから生まれたのが、「台風は波に始まり波に終わる」という言葉でした。
ちなみに、9月26日は、大型台風襲来の特異日と言われています。
過去、大災害をもたらした「洞爺丸台風」「狩野川台風」「伊勢湾台風」など、9月26日に列島に接近上陸していました。