ソメイヨシノ散り始めのサインは花の色を見ればわかる
ソメイヨシノ散り始めのサインは花の色を見ればわかる
桜前線北上中で、この週末にかけて各地で開花から満開の便りが届きそうです。
すでに満開のところでは、週末に寒の戻りも予想されるため、散り始めが少し遅くなり、長くお花見がたのしめそうです。
これからお花見を予定している方にとっては、お花見の日の桜の開花状態が気になる所ですが、桜の花のある部分の色をみると、花がそろそろ散るタイミングがわかるんです。
それが花の中心部です。
ソメイヨシノの開花から散るまで、花の中心部の色が徐々に変わっていきます。
咲き始めた頃は、花の中心が緑色っぽく、それが赤く変化していくと散り始めのサインになります。
赤くなるのは花の中心部の老化によって、アントシアニンが合成されるためだそうです。
ですから、中心が赤いと老化が進んでいるということで、散る間際のサインになります。
2022年桜前線北上中! 桜満開の便りも続々届いてきた
「都道府県の花」がサクラなのは4都県 ソメイヨシノは?
桜開花の便りが毎日のように届いています。
そんな桜を都道県の花にしているのが、どこかおわかりでしょうか?
京都府の「しだれ桜」
奈良県の「奈良八重桜」
山梨県の「フジザクラ」
そして東京都の「ソメイヨシノ」です。
京都府の「しだれ桜」は、流れるようなはんなりした柔らかさ、しなれども折れることのないさまが京都らしいと、昭和29年に制定されました。
奈良県の「奈良八重桜」は、昭和43年に県の花選定委員会で6つの候補(ヤマザクラ、ボタン、ウメ、アセビ、フジ、ナラヤエザクラ)の中から選定されました。
【桜開花】三分咲き、五分咲き、七分咲き、満開を決める基準とは
【桜開花】
三分咲き、五分咲き、七分咲き、満開を決める基準とは
いよいよ各地で桜開花の便りが届く頃となりました。
福岡では、もう25日にも満開となる模様です。
東京は、今のところ2分咲きといっちたところです。
ところで、そんな桜の開花情報で、三分咲き、五分咲き、七分咲きとか満開を決める基準は何でしょうか?
それは桜の標準木の開いている花の数の割合で判定されています。
三分咲き、五分咲きの「分」は「10分の1」という意味合いをもち、三分咲きは「三割の花が開いていて、七割がつぼみの状態」を指します。
気象庁職員の方の長年の経験からの感覚で決まるそうです。
開花
標本木で5〜6輪以上の花が開いた状態
三分咲き
標本木の樹冠で約3割の花が開いた状態
五分咲き
標本木の樹冠で約半分の花が開いた状態
満開(八分咲き)
標本木で八割以上のつぼみが開いた状態
散り始め
花びらが落ち始めた状態
満開とは、10割の花が咲いた状態ではなく、8割以上の花が咲いた状態で「満開」とされるのです。
開花から満開までの日数は、地域によって異なり、北上するほど短くなります。
九州~東海・関東地方 約7日
北陸・東北地方 約5日
そして、満開から1週間程度で徐々に花が散り始めますが、花が咲いてから気温が下がると、花が長持ちします。。
ただし、雨が降ったり強い風が吹くと花は早く散ります。
【ニセ札防止】千円札の桜に隠されたニセ札防止の隠し文字
【ニセ札防止】
千円札の桜に隠されたニセ札防止の隠し文字
日本の紙幣には、ニセ札防止技術が施されています。
日本の印刷技術は世界トップクラスといわれているほど精巧なもので、簡単には複製できないとされています。
日銀や印刷局ではニセ札防止の「隠し文字」の存在は公開していません。
「マイクロ文字」という普通の印刷機などでは潰れてしまうほどの小さな文字が印刷されています。
他には、「すき入れバーパターン」は2004年11月より採用された偽札防止技術技法で、表面の右端に縦棒のすき入れが施されています。
縦棒の数は額面で変わり、千円札が1本、五千円札が2本、一万円札が3本です。
また「潜像模様」は紙幣を傾けると模様の中に文字が浮かび上がる技法。
千円札は、模様の角度を変えると「千円」と「1000」の2種類が見えます。
その他の一万円札、五千円札、二千円札は額面がアラビア数字で浮かび上がります。
1枚のお札に数々のニセ札防止の技術がちりばめられていますから、日本のお札は偽造防止の点では世界最高峰といえます。
梅の鑑賞「探梅」「賞梅」「送梅」の違いとは?
梅の鑑賞「探梅」「賞梅」「送梅」の違いとは?
梅を鑑賞する呼び名には、「探梅」「賞梅」「送梅」があります。
これは、梅の花の咲くタイミングによって呼び名が変わります。
「探梅」(たんばい)
まだ固い蕾が多い中、早咲きの梅を一輪一輪探しながら楽しむこと
「賞梅」(しょうばい)
中咲きの時期、たくさんの梅が咲き競う見事がさまを楽しむこと
「送梅」(そうばい)
遅咲きの梅の香りを楽しみつつ、散りゆく梅を惜しみながら愛でることで、去りゆく梅の季節を見送りましょうという意味
このように、春を待ちわびつつ、段階を踏んで変化を楽しみ観賞するのが梅見のポイントです。