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地球温暖化の影響で紅葉日が年々遅くなっている

地球温暖化の影響で紅葉日が年々遅くなっている

 

かえでの紅葉日の平年差の全国平均で表したグラフを見てみました。
 
日本の1年間の平均気温は、この100年で1.26℃上昇しているそうです。
地球温暖化などの気候変動がもたらすものとして、ゲリラ豪雨などがよく話題に上がりますが、そのほかにも影響が表れているものがあります。

その1つが、気象庁が行っている生物季節観察記録にでています。
この季節、各地でのかえでの紅葉日、いちょうの黄葉日が発表されますが、統計開始の1953年に比べて、紅葉日を観測する日が遅くなっているのです。
 
現在の紅葉日の平年日に比べると、観測開始したころは11.7日早かったのですが、2020年は5.4日も遅くなっています。
 
ちなみに、東京の紅葉日は1953年が11月8日だったのに対して、2021年が11月27日で、3週間近くも遅くなっています。
これは、夏から秋へ移り変わるのが遅くなって、観測当初に比べると温暖な気温が長くなっていることが理由だそうです。

今年の冬は、厳しい寒さと予想されていますが、秋になっても平年に比べて温暖でしたので、これからの寒さはかなり体にこたえそうですから、ご注意ください。



 

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