お正月みたいな気象用語「餅雪」ってどんな雪?
お正月みたいな気象用語「餅雪」ってどんな雪?
数年に一度といわれるような強い寒波に見舞われ、北日本だけでなく日本海側の各地で大雪による影響が出てています。
ニュースを見ていると、「12月にこんなに雪が降るのは初めてだ」といっている方が追いです。
また東京では、3日連続の冬日を記録して、これは45年ぶりともいわれています。
今年の冬は、寒さが厳しいと予想されていましたが、その予報通りになっています。
さて、そんな寒さの中で降ってくるのが「雪」
雪にはいろいろな呼び名がありますよね。
数えれば、軽く50種類は超えてしまいます。
そんな雪の呼び名の中で、お正月につきもののの「餅」がついた「餅雪」というのがあります。
「餅雪」とはいったいどんな雪を指すのでしょうか・
広辞苑では、餅に似た白くふんわりした雪のことと載っています。
日本雪氷学会によると、「餅雪」は「ぼたん雪」ともいって、大きさは数センチにもなることがあります。
「ぼたん雪」はよく使う表現なので、どんな雪かお判りいただけますね。
この雪は、北海道など北日本ではなく、比較的気温の高い本州でよく降る雪の形です。
湿気を含んでいるので樹木や電線につき重みがあるので、電線が切れて停電になったり、木が倒れたりと注意を要します。